『水色!』の意味に、 あたしは複雑な気持ちになった。 「花菜は水色やなの?」 ユナがあたしのかおをのぞきこんでいった。 「いや…いやってゆうか…」 「なんで!?水色はいいよ!」 実衣はガタって 椅子を揺らした。