「じゃあユナは黒でー」 「なんでだよ」 「イケメンだから」 「やだ照れる」 ユナと実衣が盛り上がっているところに、あたしは入り込む。 「おはよっ」 実衣はおはようの代わりに、 「水色!」 って、あたしに指を向けて。 「水色?」 あたしが聞くと、ユナが答えた。 「イメージカラーだよ」