----学校にて----
今日も私は一人ぼっちで、自分の席に座っていた。
教室のみんなは、私の愚痴を言ってる人や恋バナをしている人色々いた。
私は、自分の愚痴を言ってる人などどうでもよかった。
そりゃ~最初は傷ついたけど、8年間ぐらい私の愚痴を言ってる人を私は見てきたから自分の愚痴を言われても何とも思わなくなった。
そして、いつもどうりの平凡な学校生活を終えた。
私は、これまた一人ぼっちで家に帰った。
【ガチャ】
「ただいま~」
「あ!おかえり―!
ねぇねぇ、ちょっと貞ちゃん来てくれない?」⇦貞ちゃん=貞子の事
「ン?
どうしたの?」
「あのねぇ、お母さんとお父さん離婚するって決めたの。
それで、貞ちゃんはどっちの方にく「もちろん、お母さんについていくよ!!!」
「だよね~✿(ニコニコ)
じゃ、そういうこと何で。
お父さん、いや違うか。秀夫(ひでお)さんこの家から出ていって?」
「え?!な、何で?!」
「ハ?!ろくに働いてないやつがなんか文句あんのか?
このマンションだってほとんど私が家賃払ってるでしょ!」⇦お母さんは元ヤンでした。
「・・・そ、そうですね・・・。
わかりました。出ていきます・・・。」⇦父は昔からヘタレでした。
【タタタタタタ・・・】⇦父が走る音。
「はぁ・・・。」
「お母さんよかったねっ✿離婚できて!」
「貞ちゃんは本当にいいの?秀夫さんとお母さんが離婚しても・・・。
嫌だったら嫌!って言ってくれてもいいのよ?」
お母さんは、不安そうな顔で私に訪ねてきた。
私は不安な顔のお母さんは嫌なので笑顔で振舞っていた。
「ううん!
私はお母さんと父が離婚してくれてうれしいよ✿
私も、父にはうんざりしてたし・・・(笑)」
「そう?
これからは、大変だけど二人で頑張って行こうね!」
「うん!」
*・*・*・*・*・*・*・*・*・
「じゃ、お父さんは行くね・・・。」
《うん!バイバイ!(ニコニコ)》
「そ、そんな二人とも声合わせて言わなくても・・・しかも満面の笑みで・・・。」
【ガチャ】
「あ!父!私、父と暮らした日々まぁまぁ、楽しかったよ!
今まで育ててくれてありがとう!」
「・・・・う・・・貞ちゃんこちらこそ今までありがとう。
さようなら・・・。」
【バタン】
こうして私たちは別々の生活をしだしたのだった。
私は、
父がいなくなるのはちょっぴり悲しいと一瞬思ったけど、
それは勘違いだったみたいだ。
私は、お母さんと二人でいた方が断然楽しかった☆
これで、私の昔話は終わりだ。

