新山家のだだっ広い廊下を
歩いているとメイドの人に
声をかけられた。
「昇様、柚希様。
お話し中申し訳ありませんが…
奥様からの伝言です。
今日のお夕飯は和室でよー♪
って仰られておられました。
それと皆様もうお集まりになられています。」
「そうなの?
やばいね。
ありがとうね。」
「では、私はお伝え致しましたので
これで失礼さして頂きます。」
とメイドの人はペコリと
礼をして仕事に戻って行った。
「和室ねぇ。
和食より洋食の方が俺は好きだな。」
「俺もどちらかと言われれば洋食だな。
けど、和食も好きだな。
まっ俺は由依華が居れば
何でもいいんだけとな♪」
「柚希の頭の中いつから
そんなお花畑になったんだ?」
「由依華と出会ってからだな。」
二人は顔を見合わせて
ニヤリと笑いそして
声をあげて笑いあった。
「それより早く行かないとヤバくないか?
さっきのメイド皆集まってるとか行ってたし。」
「そうだな。」


