「そろそろ、行くか。
あっ、そういえば…
今日の朝、母さんが
柚希の両親と藍那の両親が
新山家に来て一緒に
晩御飯食べるのよ♪
って楽しそうにニコニコしながら
言ってた気がする…」
「はぁ?
冗談だろ?」
「冗談な訳がない。
本気と書いてほんきと
読むくらいに本気。」
「いや、全く意味分かんないから。
ハァー。
藍那来てたらめっちゃ
面倒じゃねーかよ。」
「まっ落ち込むなよ。」
ニコニコ笑いながら励ましてくる昇。
ハァー。
こいつは何でこんなにも
ポジティブなんだ?
羨ましい限りだ。
まぁこれが昇の良いとこ
なんだけどな。(笑)
「なぁ、この格好地味に恥ずかしい。」
「…俺ファッションセンスには
多少自信あったんだけど…
柚希俺傷付いた!」
「そう言う意味じゃなくて…
色違いが恥ずかしいんだ。」
「そういうことか。
俺はウハウハだけどな♪」
相手にしてられない…
「…とりあえず行くか。」


