「由依華ちゃん今日来たんだ。
もー可愛いわー。
昇くんお久しぶり。
ほんとにイケメンだわ!
美男美女の兄弟ってこの子達のこと
言うんだわ。」
そう急に話始めたのは
俺の目の前に座っている由紀恵。
「お久しぶりです。
由紀恵さん。」
昇は普通に話してるけど
由依華は…
固まってるし…
「由依華?」
「柚希…?
この人と結婚するの…?」
「「「はっ!?」」」
俺と由紀恵と昇の声がハモった…
「いやいやいや、ちょっと待った!
俺と由紀恵が結婚するわけねぇから!!」
「じゃぁなんで呼び捨てなの?」
「由紀恵とは兄弟だから。
由紀恵は俺の姉。
由依華理解した?」
俺は泣きそうな顔をした由依華に
クスクス笑いながら言った。
「えっ!?
お姉さんなの!?
わ…私ったら失礼なことを…
ほんとごめんなさいっ!!」


