「柚希…
ただの友達ってなんだよ…
ただの友達って!!」
「気にしないことだな。」
「あ、由依華、準備大変だろ?
俺ら少し話すから先に行けよ。」
「あーうん。
そうする。
部屋どこか聞いてる?」
「一番上。」
「んー分かったぁ。
じゃぁ、昇また後でね!
柚希さんそれでは。」
にっこり笑顔で由依華は行った。
俺と柚希は自分たちの部屋に
話ながら向かった。
「柚希大丈夫か?」
ニヤニヤしながら昇が言った。
「大丈夫な訳ないだろ…
あれは悩殺ものだ…
毎日会ってるけど、由依華の笑顔には
慣れる自信ない…
昇お前すげーな。」
「お前よくやるよ。
同じ学園で同じクラスに居る
ってのバレないように
名前変えて変装してさ。
まぁ良かったんじゃね?
恋が叶う見とうしがたって。
この年まで一緒に生活してなれない方が
おかしいから。」
ニヤリと笑いながら昇は言った。


