「それじゃあね!隆くんバイバイー!」

「うん!バイバーイ!」

隆は大きく手をふった。


「また遊びにおいで。」

隆の父親が顔を出して笑った。





「すみません。お世話になりました。」


おきぬはペコリと頭を下げる。
「いいのよ。またおいでね。」

さおりは彼女たちを見送った。


「バイバーイ!」


三人は玄関先で手をふっていた。



「またあそぼーね!」
健太郎と好子は手をふりかえす。

隆はおきぬたちが見えなくなるまで手をふり見送っていた…。