「同じ空の下で…」


ヘルメットを渡されて、バイクのエンジンがかかると、早く乗る様に、私に促した。

慌てて後ろに跨って、瞬の身体にしがみつく。


瞬のバイクは、夜闇を走り出した。



私の部屋に辿り着けば、お約束のようにして、2人して遊戯を愉しむように、じゃれ合う子猫のように、冷え切った体を温めるかのようにして、互いを慈しみながら、労わりながら優しく触れ合って、時にはお互いの気持ちを確かめ合うようにしながら、唇を重ねて…手を絡めて…お互いに刺激を与えあいながら…一糸纏わぬ姿となっていき、お互いの気持ちを確かめ合った。

静まり返った部屋の中には、私の吐息と瞬の息遣いだけが聞こえる。

いつもなら、ふざけあうって言うのに、今宵は真面目に…というか、何処か真剣に、肌と肌の重なりを愉しんでいた。

窓からほんの少し零れてくる月明かりが低照度ながらも部屋を照らしていて、瞬の影が壁に映っているのが見えた。


夢中になって彼の愛を受け、自らの愛も注ぎ込み…

息を切らせながら、瞬に抱きついて…

頭を瞬の大きな手に包まれ、更に強く引き寄せられて、夢中になって彼にしがみ付く。



…愛した証を刻むように、瞬は強く私の首筋を吸い上げるようにしてキスをした。

そして、滑るように鎖骨にキスを落としていき…私の身体は瞬に与えられる快楽でまみれていく…。