「…ふぅ…。」
瞬が、溜息のような声を漏らす。
「…お腹、一杯だね。」
瞬の顔を見上げて、私も少しだけ、満腹すぎるお腹から、ゆっくりと息を吐き出した。
その後の一瞬の沈黙の後、肩を抱き寄せられて、甘く囁くような声で瞬は
「…幸せにならなきゃな。」
なんて、耳元でいうので、思わず体がビクッと反応して、それを瞬に気付かれてしまい、恥ずかしさで一杯になった。
「…う、う…ん、ん…」
頷く間も与えられず、唇と唇を重ね合わせて、深くて、とろける様な…キスを交わす。
瞬の腕の中で、
この上ない、
愛されてる感を感じた私は、瞬の身体に腕を廻して、きつくきつく彼を抱きしめる。
この感触とこの温度を、沢山刻むかのように、自分の体に記憶させるかのように…、抱きしめる腕に力を込めた。
唇が離れると、瞬のうっとりした瞳と視線を絡ませて、『もっと愛してほしい』そう言いそうになりそうな程、心からその事を願っていた。
「ん~~~~♪」
その思いに気が付いたのか、奇声のような声を上げて、瞬は私をふざけるようにしてまたギュッと抱き締めてきて、私はほんのちょっとだけ、宙に浮いたような恰好になった。
「早く、家に帰ろうっと♪」
