返事はもちろんYes。

きゅんきゅんして、まるで自分が少女マンガの主人公にさえ思えた。

でも私たちは別々の大学へ入学した。
浅羽くんは地元で一番頭のいいところへ主席で合格。

浅羽くんはいわゆる天才だ。

春休みに入って私が引っ越してからはあんまり連絡しなくなった。
私も新生活で忙しかったし、浅羽くんからも連絡は来なかったからだ。

関わるのは月1で、メールを数件やりとりするくらい。

こんな冷めた関係にちょっとずつ寂しさを感じる。