「ばあちゃん!」



「意識がなくなっちゃったのよ。」



「溝口さん?」



「声は、聞こえてるはずよ。」



「・・・ばあちゃん、俺、頑張って医者になりたい。」



「・・・」



「ばあちゃんみたいな人を助けられるようになりたい。」



「・・・」



「だからばあちゃん!安心しろよ。」