いつくらいそうしていただろうか。 急に、「あ、すみません!」 と、一輝君が言った。 「へ?う、うわ!ご、ごめんなさい!」 「いや、すごい落ち着きました。」 「な、ならよかったです。」 すると、”手術中”という赤いランプが消えて先生が出てきた。 「先生!ばあちゃんは?」 「・・・最善は尽くしました。」 「は?い、意味わかんな「今日が山です。」 「や・・・ま?」 「もともと、心臓が悪かったみたいですね。」