「なんで!?いきなり別れるって!」
「ごめん。本気の恋を探してみようと思って。」
これで、すべての男と縁を切れた。

でも、いまさら本気の恋なんて…
私にできるかなぁー?

数週間後

「沙良、俺と付き合って」
これで何人目だ?
すべての男と縁を切ってから、何人もの男に告白される。
たった、数週間で噂が広まりこの有り様。
「はぁー。」
「大丈夫?」
と、優しくお茶を差し出す悠里。
あ~。女神だ。
ここ何日か男にコクられては女子から嫌われる。
「もう、最悪だ…」
「沙良は、本気の恋をしたいだけなのにね。」
困る。本当に困る。
悠里だけが、唯一私を癒してくれる。