飲み会が終わり、店の外で全員集まるのを待ってるとき、竜二さんと少し話をした。

「今日は来てくれてありがとう。楽しかった?」
「すごい楽しかったです!ありがとうございました。」
「ぜーんぜんイイよ♪楽しかったのなら、俺は大満足!そうだ!アサちゃんの連絡先教えて?」
「はい!」
「もし、このサークルに入りたいなぁって思ったら俺に連絡くれ!」
「はぁーい♪」

私は連絡を交換してるときには気持ちは決まっていた。

「でわ、今日はここまで!皆、気をつけて帰ってね!」

竜二さんは、別れるときに私の頭をポンッと軽くたたいて、ニコッと笑ってくれた。
私はお酒のせいなのか、顔が少し熱くなった。

このサークルに入ることを決めたと同時に、1つの恋心が芽生えた。
出会ったすぐなのに、早いかもしれないけど、私は竜二さんに恋してしまった。
帰りの電車の中で、裕子にサークルを決めたことを話したら、裕子もこのサークルにはいることに決めてた。
二人で一緒に竜二さんに入ることを決めたメールをした。

『マジで!嬉しいわ!!これからヨロシクな♪』

と返事がきた。
大学生活が少し、色づきそうだ。


そして、ここから私の恋は始まった。