黒龍と氷龍

「神流!」


私を呼ぶ声が聞こえたので、声が聞こえた方を見ると・・・・



前‘天’の総長だったたけちゃんが居たのだった。



本名は山上 武―やまかみ たける―私はたけちゃんと呼んでいる。



なんで、たけちゃんがこの教室に!?



・・・もしかして、たけちゃんがここのクラスの先生!?



たけちゃんが・・・先生。


あんなに、ばかだったのに先生だなんて。人生分からないものだね。



「神流が転入生だったのか、まぁ早く席に着けよ。」



「うん、わかった。」



周りからは、‘あの武先生にタメをつかうなんてあいつ何もんだ?’とか聞こえてくる。



「ごちゃごちゃ、うるせぇ!静かにしやがれ。」



びっく~


皆がびっびていきなり静かになる。


ふ~ん、皆が静かにしてた理由はたけちゃんが怖かったからなんだ。