黒龍と氷龍

階段を二人、無言のまま、降りているところに後ろから



どん



勢いよく、突き落された。



私を落とすと、落とした人は一目散に逃げていく。そのせいで、その人たちの顔がよく見えなかったでも、女の人ってことは確認できた。



多分私が斗真と居るから妬んでるんだろう。


・・・ってぇ~・・・。


喧嘩には、拳と足が命なのに。



右足が挫いてしまった。7段から落とされたからまだ、平気だけど・・・。
はぁ~


早くたって・・・


「うわぁ!」


いきなり、冬馬にお姫様抱っこされた。


・・・・それに、ちょっとドキドキする。