黒龍と氷龍

「ようはないけど・・・お前と話したくて~。」



「いっぺん死ね。」



ぶっち


乱雑に、通話停止のボタンを押す。


こいつ、いっその事着信拒否してやろうかな~。
でも、連絡が通じなくなるからいけないね。


    ××××


放課後~


「おい!神流行くぞ。」


教室で帰ろうとしているところを引き留められた。


そうだった!蒼龍の情報を調べるために、こいつの彼女のふりをして侵入するって言うことすかっり忘れてたや。



めんどくさいな~・・・・トッホッホ



「あぁ・・・うん。そういえば、あんた名前なんて言うの?」



「俺の名前は、上内冬馬だ。」



冬馬かぁ~・・・・もっと、ド肝を抜く名前期待してたのに。
普通の名前か・・・。


期待外れ・・・・。