「先生…」

俺は…死ぬかも知れません…

中居は全員おばちゃんだ…







「…な、何で?」

俺は言葉を出すのが困難だった…

目の前に小田切がいる…

綺麗に着飾った小田切がいる…

な、何で!?

俺の頭は理解できない!

替え玉か!?

婚約者に変わってくれと頼まれたのか!?

これは見合いの予行練習か!?

いや、夢だ!

そうだ、そうに違いない…

すんごい良い夢!

それか妄想かも…



「初めまして小田桐蓮実と申します…」

「は、はい?」

婚約者として目の前にいる小田切…

婚約者?小田切が…?小田桐蓮実?

「桐蔭グループの長女として身分と名を偽り、花嫁修業の為一人暮らしをしておりました…」

花嫁修業?俺の為?

俺の婚約者!?

「ある時は先生のコンビニ高校生…またある時は先生の婚約者…ね?私って便利でしょ?」

涙を拭いながら小田桐は綺麗な笑顔をみせた



待て待て待て待てまてーい!!

や、やっぱり理解できない!!

すいません、誰か俺に説明してくだぱい……!!