愛の賛歌



時として、愛というものは残酷なものである

良かれと思いやったことが、見当違いで憎まれてしまったりと

だが、この世から愛がなくならないのは、何故だろうか

それは、手で水を感じるのとよく似た感覚であろう

あることはわかるが、隙間をつくればわからなくなってしまう

人間というのはどうも抜け目の多いいきものであるから、それがわかったり、わからなかったり、するわけだ

視点を変えれば、抜け目が多いいきものだから、愛を感じるのかもしれない

完璧なものに、愛は必要ないから