時として、愛というものは残酷なものである 良かれと思いやったことが、見当違いで憎まれてしまったりと だが、この世から愛がなくならないのは、何故だろうか それは、手で水を感じるのとよく似た感覚であろう あることはわかるが、隙間をつくればわからなくなってしまう 人間というのはどうも抜け目の多いいきものであるから、それがわかったり、わからなかったり、するわけだ 視点を変えれば、抜け目が多いいきものだから、愛を感じるのかもしれない 完璧なものに、愛は必要ないから