「今日の練習をこれで終わります」 音楽室に詰め込まれた総勢60名ほどの吹奏楽部の部員たちが、深く一礼する。 「「はい!ありがとうございました!」」 途端、張り詰めていた栓が外れたように深い溜息が漏れた。 「はーあ…」