「いや、行かないから。」

すると、

グイッ

と男に腕を引っ張られた。

ブチッ…

切れた。
私はぶちぎれた。

「触んな。」

低く唸るように言った。

その声に男は少し怯んだが、
「何?黙って着いてこいよ。」

イラッ

「テメェが黙れよ。」

「あ゛?」

バキッ!!

「ぐっ!!」

バタン…

私は、左手の拳を男の顔面に強くぶつけた。