愛する眠り姫に目覚めのキスを






「ったく笑わせんなよ姫野」





ひとしきり笑い終えた俺は目の前で泣いたふりをしながらも周りに見えないように微笑む姫野を睨んだ。





...こいつはかなりの演技派だな...




こんな性格なのにみんなに好かれるように猫被ってさ...






その化けの皮




俺が剥ぎとってやる





つばきを苦しめたぶん




大勢の前で恥をかいてもらおうか───











「みんな!」