「ちょ!
詩音何言ってんの?
私はっ「神谷が好き?」
私が言おうとしたことを詩音が言った。
「.....うん...//
分かってるじゃん...」
「私に言われても気づかないんだ...
じゃあこのまま姫野と直くんが付き合ってもいいんだよね?
2人が手をつないでても、
抱き合ってても、
キスしてても、
エッチしてても、
つばきは何も思わない?
それでもいい?」
「.......い.......」
“いーよ”
そのたった一言が、
.....出てこない。
今、詩音が言ったことを
直紀くんと姫野がしていたら....
そう考えると.....
何故か、
胸が苦しくなる....
......どうして?

