「応援席もどるか?」 怪我をしている玉木にオレは言った。 「ぅん」 小さく頷いた。 俺は、救護係だから 玉木の面倒みていた。 柚希の障害物競争見れなかった。 応援馬鹿でかい声でしてくれたのにさ。 俺なにもしてないな。 「月島くん………………」 玉木が小さい声でいった。 「ん?どした?」 怪我悪化してきたんちゃうか? 俺、スーパーウルトラ不器用やから 消毒とかうまくできてなかったか? あせっていると 「─────……………すき……」 ……………………。 は……?