あんたの隣はあたしだから




「日向おつかれ」


ぶかぶかのスキーウェアを着て

寒そうにしている柚希がいた。



「おー…」



ちょっと真っ赤になっている柚希。



可愛い……。




「あのさぁ」



「ん?」





柚希が俺に話しかけてきた。



「スキーさぁ、、教えてほしいんだけどさぁ………だめ?」


え。


えぇぇええぇぇええぇぇ‼︎‼︎⁇


ま、まじかっっ‼︎‼︎


「おぅ!びっちり教えるでっ!?」

俺は、自然に笑顔になり

思いっきりはしゃいだ。


つぅか、奇跡っ!


「じゃあ滑ろ。日向!」



「おー!」