そしてガチャリ…と私の頭上に銃を突きつける。 「…。」 顔を上げると、こちらを冷たく見下ろす九条先輩と目が合った。 昼間の先輩とは…比べものにならないくらいの冷酷な目。 「さて…まずはその仮面を取ってもらおか。」 じゃなければ今すぐ殺す 先輩の目がそう語ってる。 「……」 何の反応も示さない私に、 先輩の目が怪訝そうに細められた。 「何だよ、シカトかよ。」