床に片膝を付けたまま、もう一度念入りに辺りを見回す。 やはり廊下は高級なシャンデリアによって灯されているだけで、周りには誰もいない。 ラッキーと思う反面、 妙に静か過ぎる屋敷内に少し胸騒ぎを覚える。 だって、屋敷内はもっと数多くの警官やら册欄の連中やらでバタバタしていると思っていたから。 もちろん、命を奪いに来た私から令嬢を守るためにだ。 なのに… 妙に静か過ぎる屋敷内。 まるで誰もいないかのように…。