花火~散る記憶~




「あ、私 コンビニでほっとココア買うんだけど 安堂くんもいる?」






「俺もいる。だからお前は買わなくていいよ」







「え!!私払うーっ」




………結局安堂くんにおごってもらった。

私から言い出したのに、なんか悪いなー…っ。




フラフラ歩いていたら、公園があった。
そこでベンチに座って、ココアを飲んだ




「んーーっ…今日は楽しかったね!」






それを言ったら安堂くんは、ずっと繋いでいた手を、恋人繋ぎにさりげなく変えた。


そしてニコッと破壊力のある笑顔を見せた。




「俺も今日は楽しかった。繭の本当の気持ちも知れたし、久しぶりに 繭が大笑いしててひと安心!」






そんなに見ててくれたの?
私、ずっと自分ばっかだから安堂くんのこともっともっと知りたい…


安堂くんのすべてを知りたい……って言いたいけど、そんなこと言ってられない。





「繭さー…キス、したい?」




「へ!?」







よ、夜!?ここで!?

しかも深夜!?