花火~散る記憶~





―――「なぁなぁ、せっかくのクリスマスパーティーなんだから、皆俺ん家に泊まらね?」




遊園地の帰りに焼き肉屋で 夜ご飯を食べた後の帰り道で、急に安堂くんが言い出した。





「はいはーい♪私賛成!」


真梨香も安堂くんもテンションが上がりすぎて、変なんだよー…



「じゃー決まり!皆一回家に帰って、風呂入って明日の服を持って駅集合な!パジャマで来るよーにっ」





それだけを言って、皆は一応解散となった。
安堂くん家か……
行ってみたいってのもあるけど、本当にいいのかなぁ








―――――。

「ただいまー」







「あら?お帰りなさい。お風呂湧いてるけど、すぐ入る?」




お母さんに、素早く今日の説明をして、お泊まりの許可を得た。



でも1つだけ条件付きで――





「安堂くん家に行っても、なーんにもしないこと!いいわね?」


「わ、分かってるよ!~~もうお風呂入る!」







何もしないに決まってるじゃない!
お母さんったらーもうっ



……でも何もしないって言うのは、嘘になりそう。
いや、変にやらしい意味じゃなくて、抱き締められたりとかは…するかも!


でも、分からないけどねっ




あーもう!お母さんが変なこと言うから、なんか変な妄想しかできないじゃない!





私の純粋さなめないでよねっ