花火~散る記憶~




――――そのまま私は抱き締められたままゴンドラが下に着いてしまった。






ここを降りたら、また何事もなかったように過ごさなきゃいけない。









――ガタンッ

「繭!」


「あっくん、どうしたの?」





そのままあっくんは私を抱き締めた。
さっきとは…全然違う。


あっくんの抱き締め方





「何もされてないか!?」





「え?何もされてないよー…っ
ほら、イタズラって言われたよー?」






そっかと言ってあっくんは私の口にキスした。
もう少し…余韻浸っていたかったかも。




「真梨香!あのね、真梨香のことを相談されたの。真梨香が安堂くんのこと好きだって、バレバレって言われて…






さっきは黙っていた真梨香は、真っ赤な顔をひて振り返った


「嘘!…ヤバッどうしよう!
今日は告白するの中断!また今度協力して!」






ああ…
なんとか良かった。


安堂くんの方を見ると、イタズラをしたあとの子供っぽい笑顔していた。




それをみると胸がドキドキしっぱなしで、顔が赤くなるのが分かる。