「もう一度、聞こう。何故、倒れている?」


何故って。
ほっとけばいいでしょ!


「聞いているのか!赤髪の女!」


その隣にいる、髭を生やした老人が怒鳴りつけた。


そして、赤髪の女とは私のこと。