舞う蝶と聖なる龍2

「千尋!早くしろ。遅刻するぞ」


「分かってる!」


そう言い、ご飯を食べ始める。


八尋は、私の双子の弟。


聖龍って言う日本No.2の族の幹部。


私も一応、聖龍の幹部なの。


転校した頃に、ちょっとありまして、幹部になりました。


ほんとーに!いろいろとありました!!


新とか新とか!!


でも今じゃ、みんなと離れるなんて予想つかない。


それだけ大切な存在になった。


「ごちそうさまでした」


カチャ力チャと音を鳴らせながら、お皿を台所に持って行く。


「千尋、ほら」


八尋は私のカバンを渡してくれた。


「ありがとう」


2人で家を出ると、門まで続く組員でできた花道。


「「「「坊ちゃん、お嬢!行ってらっしゃいませ!!」」」」


「「行ってくる」」


さすが双子だね。


はもったよ。