舞う蝶と聖なる龍2

女の子…か。


確に私は女。


だけどね、香…。


私は普通の女じゃないのよ?


私はバッと特攻服を広げた。


「えっ…黒蝶14代目…?っ…舞蝶!?」


何でこんなにみんなに知られてるんだろう?


香って一般人…だよね?


「私は舞蝶。だから大丈夫だよ」


「確かに舞蝶は強いって聞くけど…お願い、無事に帰ってきてね?」


「…うん、約束」


そう言って、香に微笑んだ。