「春樹、本当に高等部の方でいいのか?」


僕は本当は15歳の中3。


普通なら中等部。


だけど、千尋とー緒にいたいから健太さんに頼んだ。


勉強面に関しては高校の範囲までやってるから大丈夫。


「…うん。テストも満点だったみたいだから」


「千尋のおかげだな」


「うん!」


いつも千尋に教えてもらってたから、頭はいいんだよね♪


「おいおい。しゃべんのはやめろ。教室についたから、静かに待ってろよ」


「「はーい」」


力也さんは、ガラッとドアを開けて教室に入った。