「香と話してたのは男は香の兄。香の兄はある族の総長なの」
ちゃーんと写真を見てもらったから兄だって事は立証済み。
まっ、族自体は無名に近いから知らなくて当然だけどね。
「じゃぁその族は薬とかやってる汚い族で…」
「正統派の聖龍を潰そうとスパイを…?」
2人で言葉をつなげて言った美嘉と遥。
だんだんと青ざめる2人は本当に似た者どうし。
すごいお似合いなんだけどなぁ…。
「あー、違う違う。スパイは潰すためじゃないよ」
「「「「は?」」」」
うん、予想通りの反応。
私も最初は自分の耳を疑ったよ。
「じゃぁ、何でスパイを?」
「うん、それは後で言うとして。…新」
私は新を見た。
「あ?」
「香の事…どう思う?」
ちゃーんと写真を見てもらったから兄だって事は立証済み。
まっ、族自体は無名に近いから知らなくて当然だけどね。
「じゃぁその族は薬とかやってる汚い族で…」
「正統派の聖龍を潰そうとスパイを…?」
2人で言葉をつなげて言った美嘉と遥。
だんだんと青ざめる2人は本当に似た者どうし。
すごいお似合いなんだけどなぁ…。
「あー、違う違う。スパイは潰すためじゃないよ」
「「「「は?」」」」
うん、予想通りの反応。
私も最初は自分の耳を疑ったよ。
「じゃぁ、何でスパイを?」
「うん、それは後で言うとして。…新」
私は新を見た。
「あ?」
「香の事…どう思う?」


