舞う蝶と聖なる龍2

そんな怯えなくてもね~?


「フフッ。今、楽にしてあげる」


拳に力を入れてお腹を殴るを


「うっ!!」


フラフラしたあと、壁に寄りかかるように倒れた。


お腹殴っただけなのに…弱すぎ。


──ドサッ。


ハ尋が倒した2人を、他の2人の上に落とした。


あっ、当然、八尋が落としたんだからね?


「今日はもう帰るか?」


「うん。…あっ、待って。親父に電話する」


「ああ」


こいつらをどーにかしてくれないと困る。


放置するわけにもいかないし。