舞う蝶と聖なる龍2

エレベーターで5階まで上がる。


エレベーターに乗った瞬間の、この浮遊感はどうしても苦手だ。


エレベーターから降りて、少し真っ直ぐに言ったところにあるところで春樹は止まった。


「千尋、ここだよ」


ここが…春樹の住んでる家。


「どうぞ」


「あ、ありがとう」


うわっ、春樹が紳士だ。


慣れてないから照れる…//


「う…わ…」


キレイ…。


本当に男が住んでるの?って思うほどキレイ…。


……ん?


そういえば…。