舞う蝶と聖なる龍2

「…おい、大丈夫か?」


春樹たちが席につくのを見てると、小さな声で話しかけられた。


「…大丈夫。でも後ちょっとだったんだけどな~」


「は?もう少しなのか?」


「まぁね」


情報は集まってる。


ただ…何か引っかかるんだよね…。


何だろう?


「おっ、注文みたいだな。行ってくるわ」


「うん、ありがとう」


裕司はニコッと笑うと、春樹たちの元へ向かった。