舞う蝶と聖なる龍2

一ガチャッ


静かにドアを開けて、店の中に入った。


お客さんはまぁまぁいてる。


これは、こっから混むっぽいな〜。


「おっ、来たか。早速だが、これを3番テーブルによろしくな」


「わっ!」


急に渡すから、ふらついたじゃない!


私は気づかれないように殺気を出し、裕司を睨んだ。


「っ…悪かったって!」


本当にそう思ってんのかな~?


まっ、泊めてもらってる身だし、許すけどね。


それより3番だっけ?


3番は確か窓側だったよね?