学園王子は偽カレ⁉

「…大翔が、来てくれて良かった。…先輩の時と、2回も、…助けてくれた」

自然と、涙が溢れてくる。

嬉しいのに、ないてしまう。


多分…それは私が大翔のことが大好きだから。

「…ありがとう。じゃあ、教室戻るね」

私が部屋を出て行こうとした時。



「…着ていけ」


と、投げ渡されたのは……。


大翔のジャケットだった。

「…いいの?」


念のため、私は大翔に聞く。


「…ああ」


嬉しい。…ありがとう、大翔。



私のために、ありがとう。