結婚のススメ




「アレ?昨日、夕飯食べて帰ったからアキ、家で食事しなかったんじゃない?」


あたしを抱き締めたまま、ハル先輩が言う。



夢じゃなければ、秋は昨日あたしの作った料理を残すことなく食べてくれた。



食べてきたなんて一言も言ってない。



そんなあたしの様子に気付いたのか、ハル先輩は抱き締めていた腕を緩めた。