「それじゃあ、体育館に移動するので廊下に並んでくださーい」
若い女の先生が廊下からひょこっと顔を出しながら言う。
めんどくせぇな…。
「あ…」
「ん⁇」
後ろから声がしたような気がして、振り向くと…可愛い女の子がいた。
ミディアムの髪は綺麗に内巻きになっていて、色白で小さな顔には大きな目。
そして膝より少し上程の丈のスカートからは細い足が伸びている。
てか、胸でか!
私は…うん、いいよ別に。
「ちょっと前向いて⁇」
背と同じように小さく可愛い声に私は素直に従うと、背中に触れられるような感じがした。

