そんなことがあった次の日。
私は相変わらず屋上でゴロゴロしていた。
んー…もうテストとかどうでもいいか。
なんて諦めモード全開な私。
「あ、いたいた‼綺羅ちゃーん」
ギィ…と扉の開く音と木野君の声が聞こえて、体を起こした。
「ヤッホー、木野君」
私の目の前に座って、まるで犬みたいな木野君。
「綺羅ちゃん、俺頭いいんだって‼」
「…ん⁇うん、よかったね⁇」
そんな満面の笑みでそんな報告されても…。
「だから、綺羅ちゃんに教えてあげる‼」
「え、マジですか⁈」
「うん‼」
「私壊滅的なバカだよ⁈」
「大丈夫だよ‼」
「よろしくお願いしまーす‼」
「はーい」
わーい‼
なんとかなるかも‼