そんなことがあってもちゃんと次の日も屋上にいる私。
すごいよね、うん。
テストどうしよっかなぁ…
寝転びながらテストのことを考える。
あ、あの雲ソフトクリームみたいだぁ…
おっ、隣はハートみたい‼
「きーらーちゃんっ」
なんて雲を見て喜んでたら、視界が木野君でいっぱいになった。
「わー、木野君。おはよー」
「うん、おはよ。さっき階段登ってるとこ見かけて追いかけてきちゃった」
その笑顔の可愛さ、分けてくんないかな⁇
私ってなんだろ…可愛くないってゆうか、男っぽいってゆうか…。
一言で言えば、雑、なんだと思う。
梨紗みたいに女の子らしくなるのが夢です。
「俺もトナリ寝ていい⁇」
「いーよー」

