「…ん…‼…綺羅ちゃん…‼」 「んー…⁇」 目を開けると、木野君がどアップで。 「うわあ‼」 思わず後ろに飛び退くとフェンスに思いっきりぶつかった。 「いったぁ…ってあれ…私、寝てた⁇」 「うん、寝てた。これ…ごめん。俺にかけてくれてたみたいで…」 そう差し出されたのは私のブレザー。 「あぁ…ありがと」 それを受け取り、腕時計を見ると… 「昼休みじゃん‼‼」