たまたま久松とあった


いきなり、呼び止められ、


「山田!俺お前のことがすきだ!」



私は戸惑った ?が頭にいくつも飛ぶ



しばらく沈黙が続いた。



でも私は、断れなかった。



昔からのお人好しだったから


あの人は私のことなんて好きじゃない


だったら久松くんにすれば…


という思いが強かった。



でも心のすみにあったあの人


 小さく残っていた。



私はこう返事をした。


「あの…まだよくわかんないんで

 2週間お試しで付き合って下さい」