空色のキミに、恋をした




俺お得意の、気まぐれ。

幼なじみ達と、咲羅と一緒に居たかったから。



「空、青過ぎでしょ」
咲羅がそう呟いた。

咲羅の位置からあ、俺は見えないのかな?


そう思いながら、咲羅みたいに空を見上げた。


……確かに、青い。
当たり前だけど。