空色のキミに、恋をした




「そうじゃなくて!!北橋高校はっ!!?」
「辞めた」

辞めたって……。


私には他に、3人幼なじみが居る。
千尋は私たちの中で、一番頭が良かった。

だから千尋だけ、志望校が違った。


私たちは地元から一番近い高校に進学した。
千尋とも学校が離れるはずだったのに。