あの花が咲く前に②






「もう1回

 ジェットコースター

 乗ろうよぉー!!」


つつじが喚く。


「俺は別にいいけど・・・。」


「わ・・・私も別に。」


詠が言う。


「嘘つけ 俺の手

 超握ってたくせに。」


「そっ・・・そんなことっ!」


「こんなふうになっ。」


俺は 冗談で

詠の手を握ったつもりだったのだが

なんだかドキドキしてしまって

変な気持だ・・・。


「放して・・・よ。」


「なんか放したくなくなっちった。」